ツナグ・ソリューションズと、HRソリューションズは、15~59歳の男女5,483人を対象に調査した、「アルバイト人気ブランドランキング2013」を発表した。
業種別では小売(SC、CVS等)が圧倒的支持を得る
「働いてみたいブランド」の首位に立ったのは「東京ディズニーランド」だった。総合ランキングでは1位だったが、性年代別にみると女性は回答者2,729人のうち755名が支持、男性は20~29歳のみで1位で他の年代では5位以下となるなど、大きく偏りがみられる。
2位は、男女・年代の偏りが少なく、広く支持を集めた「無印良品」。以下に続くブランドをみると、「イオン」、「TSUTAYA」、「セブン-イレブン」、「ローソン」、「スターバックスコーヒーと」、ふだんの生活で身近に店舗があり利用しているブランドが選ばれ、働く先としても魅力を感じている様子がうかがえる。
また、「業種別ランキング」では、2位以下に大きな差をつけて「小売(ショッピングセンター、コンビニエンスストア、CDショップ等)」が1位にランクイン。以下「アパレル」、「アミューズメント」、「カフェ」と続き、「働いてみたいブランド」上位企業に小売が名を連ねている結果がそのまま表れる結果となった。
なお、求職者が応募時に重視する点は、「シフト」、「場所」、「給与(時給)」、「仕事内容」の4大要素で86%を占めており、同社では「サービス業の非正規雇用が増え続け企業の採用ターゲットは『シニア』や『女性』にシフトしているが、若年層とは違い物理的な距離や勤務シフトを重視する傾向が強いと考えられる」と分析している。