三菱東京UFJ銀行は12日、Trusteer社とソフトウェアライセンス契約を締結し、Trusteer社のウィルス対策ソフト「Rapport(ラポート)」の提供を15日より開始すると発表した。

昨今、パソコンのウィルス感染を原因とする、インターネットバンキングを悪用した不正送金事件が多数発生しているという。三菱東京UFJ銀行では、顧客の不正送金被害の低減を目的として、インターネットバンキング専用のウィルス対策ソフト「Rapport(ラポート)」を国内で初めて無償配布することとしたという。

Trusteer社は、海外の多数の金融機関をはじめとして数百の企業や組織に対しウィルス対策に関する様々なサービスを提供しているIBMグループのセキュリティ企業。

三菱東京UFJ銀行では、今後も顧客に安心・安全にインターネットバンキングを利用してもらうため、より一層セキュリティやサービスの向上に努めていくとしている。