Windows Internet Explorer 11

Microsoftは12月11日(米国時間)、ブログ記事「December 2013 Internet Explorer Updates」において、IEに存在していたいくつかのセキュリティ脆弱性が「MS13-097 - Critical : Cumulative Security Update for Internet Explorer (2898785)」で修正されたことを伝えた。細工されたページを閲覧することでリモートからコードが実行される危険性がある。すべてのユーザへアップデートが推奨される。

これは非公開で報告された7つの脆弱性報告に基づいたもの。この脆弱性を巧みに利用すると攻撃者はユーザと同じ権限を取得することが可能になり、遠隔からコードの実行を許してしまう可能性がある。このセキュリティ脆弱性はWindowsおよびWindows Serverで動作するすべてのIE(IE6、IE7、IE8、IE9、IE10、IE11)が影響を受けるという。すべてのIEはセキュリティ脆弱性が修正されたバージョンへのアップグレードが推奨される。

同ブログ記事ではWindows 8、Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2で動作するIE10およびIE11に同梱されているAdobe Flash Playerがセキュリティ脆弱性の修正された最新版へアップグレードされたことも伝えている。