ミスタードーナツ、オールドファッションや飲茶などの料金を値上げ

ダスキンが運営するミスタードーナツは26日、販売する定番ドーナツの一部とミスター飲茶の麺類、おかゆ類、各種セットの価格を値上げする改定を行う。

今後も商品の品質を維持するために、価格改定を決定

同社では、「お客様へ"手づくりの新鮮な商品"の提供」と「選べる楽しさを提供する"豊富な品揃え"」に努めてきた。しかし、昨今の原材料費の高騰や円安の進行により、食材の調達費用は上昇しており、今後もこの傾向が続く見通しとなっている。このような中、コスト増を内部努力で吸収することが困難な状況となり、今後も商品の品質を維持するために価格改定を決定したという。

価格の改定は、販売するドーナツ・パイ45種類のうち、オールドファッション類5種、フレンチクルーラー類7種、イーストシェル3種、ハニーチュロ1種の計16種を10～11円値上げ、そして飲茶の麺類・おかゆ類の5種および各種セット29種を10円値上げする。値上げを行う商品・セットは全113種類(2013年12月26日 現在)中の50種類となる。

主な価格改定としては、ドーナツが「オールドファッション」(126円→136円)、「チョコファッション」「オールドファッションハニー 他」(136円→147円)、「エンゼルフレンチ」「エンゼルショコラ 他」(147円→157円)、「ハニーチュロ」(126円→136円)など。

飲茶は、「汁そば、香港風おかゆ」(315円→325円)、「海鮮野菜そば、肉そば、担々麺」(399円→409円)。

各種セット(飲茶セット、キッズセット、モーニングセット)は、各10円の値上げとなる。また、店舗により取扱商品は異なる。

今回対象外とするドーナツのポン・デ・リング類は、もっとも人気のある商品であるため、ユーザーが従来通り購入しやすい価格設定とし、価格を据え置いた。また、ドーナツのチョコレート類とイーストリング類は、2014年度中に品質改良する計画があり、その際に価格を改定する予定となっている。

その他、詳細は同社ニュースリリースで確認できる。