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マース ジャパン リミテッドは12月2日、英国メリーランド大学が、高血圧前症から軽い高血圧症の症状がある50歳代のペットの飼い主を観察し、犬を飼っている人の方が血圧が低いことを発見したと発表した。

犬と暮らすと血圧が下がる!

同研究は、動物が存在する日常生活条件下での飼い主の血圧を調べたもの。研究対象者は、「軽い高血圧症状があり、50歳以上の独り暮らしでペットを飼っている人」とした。そのうち過半数はすでに、血圧を下げるための医薬品投薬を始めていたという。研究期間は約3カ月間。

血圧は、日常の活動をするなかで、ペットの飼い主が身につけた小型計測器で20分ごとに自動測定した。すると、犬の存在が「収縮期血圧(心臓の筋肉が収縮しているときの血圧)」と「拡張期血圧(心臓の筋肉が緩んでいるときの血圧)」を大きく低下させることを発見した。

猫の場合は?

同時に飼い猫の存在が血圧に及ぼす影響も観察したが、猫がいるときには平均して高齢者の拡張期血圧が低くなり、収縮期血圧は高くなる傾向が見られた。

同研究の首席執筆者であるメリーランド大学のエリカ・フリードマン教授は「この研究により、飼い主の日常生活におけるコンパニオン・アニマル(伴侶動物)の即時的影響を評価することができました。」とコメント。

さらに「高血圧症の患者の血圧に飼い犬が好影響を及ぼす可能性が示唆された。また、この所見は、治療において動物が人間の健康、循環器系疾患の健康を改善できる役割を持つという証拠をより強固なものとするものであります」と語っている。