三井不動産は6日、東京都千代田区有楽町1丁目所在の「三信ビルディング」および「日比谷三井ビルディング」の跡地再開発計画「(仮称)新日比谷プロジェクト」の都市計画決定を発表した。竣工は2017年度を予定。
歩行者の利便性を考慮した基盤整備
同計画地は、都心の広大な憩いの空間である日比谷公園、日生劇場や宝塚劇場、スカラ座・みゆき座などの劇場・映画館、帝国ホテル東京などの国際的なホテルに隣接し、また世界的な商業地である銀座地区、国際的なビジネス拠点である大手町・丸の内・有楽町地区、そして官公庁が集積する霞が関地区などの結節点に位置する。
同社では、この立地条件を最大限に活かし、日比谷地区を日本橋地区に続く都心におけるスマートシティ第2弾として進化させることで、東京の都市再生に貢献できる街づくりを推進。最新のBCP性能を備えたオフィス、都心の賑わいを醸成する商業施設などを主要用途とした大規模複合ビルを建設する。
さらに、計画地内のオープンスペースと隣接する千代田区の広場を一体的に整備することにより、まちの中心に約4,000m2の賑わい溢れる広場空間「(仮称)日比谷ゲートプラザ」を創出。行政や地元関係者等との協働のもと、この広場空間に映画・演劇等の国際的なエンターテインメントイベントを誘致・開催するという。
詳細は「三井不動産のニュースリリース」で確認できる。