アシストは12月5日、データベース製品「Postgres Plus Advanced Server(開発元:エンタープライズDB)」の新バージョン9.3に対応した各種支援サービスの提供を開始すると発表した。

同社では、2011年10月より、「PostgreSQL」をベースとし、エンタープライズで必要なRDBMS機能や運用管理ツール、ユーティリティが充実したサブスクリプション・ライセンスの「Postgres Plus Advanced Server」を提供している。

2013年11月19日に発表された「Postgres Plus Advanced Server 9.3」では、数百から数千の大規模なパーティショニングされたテーブルの性能改善が行われ、参照(SELECT)テストでは 前バージョンと比較し性能が75倍に、また1,000パーティションにまたがる100万行のデータ投入(INSERT)テストでは400パーセントの性能改善が確認された。

アシストは、この「Postgres Plus Advanced Server 9.3」を活用しミッションクリティカル・システムへの導入を支援する「パーティション設計サービス」と、「Postgres Plus Advanced Server 9.3」への移行により同製品の機能をフルに活用できるよう支援する「データベース移行支援サービス」の提供を開始する。

パーティション設計サービスは、検索性能、データ・メンテナンスの効率化を目的にパーティショニングを実装し、各種パーティショニング設計、データ移行、運用に関する支援を行う。支援項目は、「パーティショニングオブジェクトの選定」「パーティショニング手法、キーの選定」「パーティショニングオブジェクトへのデータ移行」「パーティショニングオブジェクトの運用設計」。

データベース移行支援サービスは、商用RDBMSおよびPostgreSQLからPostgres Plus Advanced Serverへの移行に関する計画策定および移行作業を実施。移行計画の検討、利用機能の選定、アプリケーション移行、データ移行の支援を行う。支援項目は、「既存環境の把握、移行要件の確認」「機能特性の説明、利用機能の選定」「RDBMS非互換情報の提示、アプリケーション移行方法のレクチャー」「移行計画の策定」「データベース移行(リハーサル/本番)」。