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Creative Commonsは11月25日(米国時間)、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの最新版となるバージョン4.0を公開した。バージョン4.0は2011年のCC Global Summitから開発がはじまったバージョンで策定までに2年かかっている。新しいバージョンではこれまでよりも読みやすさが向上しているほか、政府や公共機関など、特に欧州における公共機関での扱いやすさが向上している。
バージョン4.0はさまざまな改善が施されており、従来のバージョンよりもクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのもとで提供される著作物の再利用や共有が実施しやすくなっており、法的な堅牢性も向上したとされている。またバージョン4.0では新しい機能として、予期せずライセンス違反をしてしまった場合であっても直ちに問題に対処した場合には自動的に権利が復帰する仕組みが導入されている。
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスは著作物の利用に関して6段階の使用条件を示すもの。著作物の利用と流通の促進を目的としており、著作物の利用を促進したい作者によって採用される傾向がある。ソースコードに適用されることは少なく、画像や文章、映像、音楽などの創作物で採用されることが多い。