NTTアイティは、2012年6月より学校教育向けに、タブレットを用いたICT授業支援ツールSynchronized Browser「サイバー先生」を販売してきたが、このたび、Android、iOS、Windows8の3大タブレットOSに対応した「サイバー先生 2.0」を開発、12月2日より販売を開始すると発表した。

「サイバー先生 2.0」は、教師用パソコンや電子黒板に表示された教材コンテンツ・画像データなどを、簡単な操作で児童生徒用タブレットに一斉表示したり、児童生徒用タブレットの画面を教師用パソコンや電子黒板に一覧表示することのできる、双方向のWebブラウザ型授業支援ツール。

最新のバージョンでは、従来のAndroid、iOSに加え、新たにWindows 8にも対応し、操作性の統一を図った。これにより異なるOSが混在する環境においても、同一の画面、操作により、違和感なく授業を行うことができる。また、画面デザインをより直観的なものへと一新して操作性の向上を図るとともに、教師用パソコン/児童生徒用タブレット間の通信速度を高速化し、ストレスのない使用環境を実現している。

また、教師用パソコンでの手書き機能装備で、児童生徒用タブレットとの手書き入力による双方向コミュニケーションの実現、アイコン配列やボタン配置をわかりやすく一新、児童生徒用タブレットの複数画面一覧表示の操作性向上などが最新バージョンの特長となっている。

「教師用パソコンでの手書き機能」イメージ

「児童生徒画面4画面一覧表示」イメージ

価格は、利用予定端末数に応じて、学校ライセンスか端末ライセンスのいずれかを選択でき、学校ライセンスの場合、台数無制限 98万円から。端末ライセンスの場合、教師パソコン用 5万円/端末、児童生徒端末用 1万円/端末から(価格はいずれも税別)。