インターコールはこのほどTely Labsと提携を行い、HDビデオ会議製品「telyHD Pro」をアジア太平洋地域の顧客ユーザーに提供すると発表した。

インターコールは世界最大級の会議/コラボレーションソリューションプロバイダーで、メッセージングやウェブキャスティング、仮想環境、コラボレーションツールの提供を行っている。

一方で、Tely Labsは2010年に設立されたビデオコミュニケーションとコラボレーションシステムのプロバイダーで、Wainhouse Researchのデータでは北米のビデオ会議システムの市場シェアで14%を獲得している。

Tely Labsのビデオ会議システムであるtelyHD Proは、HDビデオ会議/コラボレーション機器で、「Blue Jeans Network」をサポート。SIP準拠のシステムやインフラに接続することができる。価格は649ドルと、中小企業でも導入しやすい価格を実現した。

インターコールは、これまで提供してきたビデオ会議システム「Blue Jeans」と「tely HD Pro」を活用することで「ビデオ会議をこれまでよりも効果的で現実的な選択肢の一つとする」とコメントしている。

また、Tely LabsのCEO Sreekanth Ravi氏は「Tely Labsはインターコールと提携することで、ビデオ会議製品/サービス市場が急成長しているアジア太平洋地域で市場認知度を高めることができる。手ごろな価格で簡単に利用できるビデオ会議に対するニーズが根強く存在すると考えている」と語った。

実際に、ビデオ会議などを活用したユニファイドコミュニケーションの重要性は高まっているが「【特別企画】シオノギ製薬の成功事例に見る、モバイル時代のコラボレーション基盤! その効果とは!?」の記事で、実例を紹介している。