AKB48の峯岸みなみが15日に21歳の誕生日を迎えたことを受け19日、オフィシャルブログで20歳の1年を振り返った。

苦悩の1年を振り返った峯岸みなみ

峯岸は、自身が所属する派生ユニット・ノースリーブスの19日付のブログで「偶然できた希望の道。峯岸」というタイトルの記事を投稿。「2013年11月15日私は21歳になりました」と報告し、「早くなりたくて仕方がなかった20歳は、本当にたくさんのことがあってあっという間に感じています。自分の責任で、培ってきたモノをほとんど失い、真っ暗で、常におびえてて、どうしようもない毎日が3カ月月以上続きました」と苦悩の日々をつづった。

今年1月の熱愛報道後、丸刈りでファンに謝罪した峯岸は、2月1日付けでAKB48研究生への降格処分を受けた。その後、第5回AKB48選抜総選挙に「自分にとってつらく、厳しい結果になったとしても、すべてを受け止め、一歩踏み出したい」という思いで立候補。18位にランクインし、見事にアンダーガールズ入りを果たした。8月には研究生から昇格した16人によりチーム4が再結成されることが発表され、峯岸はそのキャプテンに抜てきされた。

ブログでは、「研究生に降格して、そこで出会ったみんなは純粋でキラキラしていて、昔の自分たちの様に悩み、葛藤していました。そんなみんなの真剣な気持ちに触れ、一緒に過ごしていく中で、私の苦しかった気持ちは徐々に薄れていきました」と当時の心境を明かすと共に、メンバーひとりひとりの魅力を紹介。さらに、「そうやって、私が安心してチームを引っ張ることができるのもどんなことがあってもそばで包んでくれた同期のたかみな(高橋みなみ)やはるな(小嶋陽菜)。話を聞いてくれる優子(大島優子)やさっしー(指原莉乃)、他にもたくさんのメンバーがそばにいてくれるおかげです」と周囲の支えにも感謝した。

次にメッセージを送ったのは、「こんな私を見守り続けてくれているファンのみなさん」。「いつもいつも心配かけてごめんなさい。誇れるようなアイドルじゃなくてごめんなさい」と詫び、「何度ももうダメだと思った時、みなさんの顔が浮かびました。辞めないでくれてありがとうって声がぐるぐる頭をよぎりました。一緒に泣いて、ささいなことでも一緒に喜んでくれました。そうやって、いつもギリギリを食い止めてくれました」とファンの声援が励みになったことを明かす。そして、「これからもっと努力して、チーム4と共にみなさんにすてきな景色をたくさん見せていきたいです。いっぱい笑わせたいです」という意気込みに加え、「21歳の誕生日をAKB48の一員として、笑顔で迎えられると思っていなかった」と正直な思いをつづった。

最後にあらためて、「家族、友達、メンバー、スタッフさん、ファンのみなさん」に向けて、「私に手を差し伸べてくれた全ての人に恩返しができるように、21歳、少しずつ進んでいきます。元通りになんていかないけど、少しずつ、少しずつ」と伝え、「これからもよろしくお願いします」と結んだ。