「ポケモン竜王戦」メインビジュアル

2014年に開催が決定している人気ゲーム『ポケットモンスター』シリーズの新たな大会「ポケモン竜王戦」の開催日程と大会のレギュレーションが発表された。

「ポケモン竜王戦」は、ニンテンドー3DSソフト『ポケットモンスターX・Y』、および『ポケモンカードゲーム』を使用した全国大会。ポケモンバトルの持つ、互いのプレイヤーが先を読み合う高い戦略性が、将棋「竜王戦」主催の読売新聞社、および日本将棋連盟の理解を得ることができ、同じ「竜王戦」の名を冠する新たな大会として開催する。

開催日程は、まず全国6つの会場で予選大会を開催。2014年1月19日の名古屋大会/ナゴヤドーム、1月25日、26日の東京大会/幕張メッセ、2月2日の福岡大会/福岡ヤフオク!ドーム、2月9日大阪大会/京セラドーム大阪と、この4大会は「ワールドホビーフェア'14」内で行われる。そして、2月22日、23日に札幌大会/JRタワープラニスホール(ゲーム・カード別日程で実施予定)、3月9日に仙台大会/夢メッセみやぎを実施。各会場の上位者2名が、3月22日に東京・よみうり大手町ホールで開催される決勝大会に進出する。

「ポケモン竜王戦」ロゴ

大会への参加申し込みは、11月15日発売の漫画雑誌『コロコロコミック 12月号』(小学館刊)についている参加応募ハガキ、「ポケモン竜王戦」公式サイトから応募の2通り。各会場の応募が多数の場合は、抽選で参加者が選出されるという。参加対象は小学生以下で、ニンテンドー3DSソフト『ポケットモンスターX・Y』、および『ポケモンカードゲーム』を使用する。

予選大会のレギュレーションについては、小学生以下による1対1の勝ち抜きトーナメント方式によるバトル。バトルルールは「ダブルバトル」、レベル1~100までのポケモン4匹を予めバトルボックスに登録して対戦する。なお、バトルボックスの4匹のうち1匹以上、ドラゴンタイプのポケモンか、メガシンカしてドラゴンタイプになるポケモンを入れる必要がある。(メガシンカしてドラゴンタイプになるポケモンは、メガストーン持ち)使用できるポケモンは「全国図鑑No.001~718」のポケモン。ただし、以下のポケモンは除かれる。

ミュウツー/ミュウ/ルギア/ホウオウ/セレビィ/カイオーガ/グラードン/レックウザ/ジラーチ/デオキシス/ディアルガ/パルキア/ギラティナ/フィオネ/マナフィ/ダークライ/シェイミ/アルセウス/ビクティニ/レシラム/ゼクロム/キュレム/ケルディオ/メロエッタ/ゲノセクト/ゼルネアス/イベルタル/ジガルデ

エントリーできるポケモンは『ポケットモンスターX・Y』の通常プレイで捕まえたり、タマゴから生まれたり、ゲーム内でもらったり交換して入手したポケモン、および『ポケットモンスターX・Y』で公式にプレゼントされたポケモンのみ。3DSダウンロードソフト『ポケモンバンク』を使用して、ニンテンドーDSソフト『ポケットモンスターシリーズ』(『ダイヤモンド・パール・プラチナ・ハートゴールド・ソウルシルバー・ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』)から連れてきたポケモンをそのまま使用することはできない。なお優勝者には、2014年ポケモン竜王の称号授与、そして「ポケモンワールドチャンピオンシップス2014」への招待権が与えられる。

過去に実施したイベントの様子

また、『ポケモンカード』については小学生以下による1対1の勝ち抜きトーナメント方式によるバトル、予選大会の各会場上位者2名が3月22日の決勝大会へ進む、という点はゲームと同様。基本ルール&レギュレーションは、『ポケモンカードゲームBW』シリーズ以降のカードで組まれた60枚のデッキを使用。デッキにはドラゴンタイプのポケモンのカードを1枚以上入れることが必要で、日本語以外のカードおよび、「チャンピオンズフェスティバル」「トロピカルビーチ」のカードは使用できない。

今回の発表に合わせて「ポケモン竜王戦」の公式サイトも更新。「リザードン」と「メガリザードンX」をメインにおいたビジュアルが公開されている。ゲーム・カードのレギュレーション詳細は、「ポケモン竜王戦」公式サイトまで。

過去に実施したイベントの様子