アタラとNECは11月6日、スマートフォンなどのカメラをかざすだけで企業のウェブサイトやSNSへの誘導を実現し、必要な情報を取得できる、イメージトリガーサービス「jumper」の提供を開始したと発表した。

「jumper」は、様々な物体を認識し、端末の画面上での商品の詳細情報表示や企業のウェブサイトなどへの誘導が可能な画像認識サービス「GAZIRU」と、スマートフォン専用アプリ(jumperアプリ)とを組み合わせたサービス。

同サービスでは、ユーザがjumperアプリをスマートフォンにダウンロードし、雑誌や屋外広告にスマートフォンをかざすことで、企業や商品のウェブサイトを表示したり、ポイント獲得が可能。また、会社のロゴにかざすことでFacebookページの表示もできる。

Jumperによる物体認識、サイト誘導の流れ

そのほか、Jumperでは、写真や商品そのものをトリガーとするため、認識対象を撮影した画像から情報へ誘導が可能。このため、QRコードで必要な、企業による「認識対象へのQRコードの配置スペース確保」や、ユーザによる「QRコード読み取り」などが不要となる。

なお、アタラは「jumper」の無料お試し版として、「jumper」アプリのα版(jumper α版)を同日から提供開始した。「jumper α版」は、ユーザが無料のアカウントを作成することで使用できる。