近畿大学が世界で初めて完全養殖に成功した"近大マグロ"を提供

近畿大学は12月2日、東京都中央区・銀座コリドー街にて養殖魚専門料理店「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店」をオープンする。

日本初、大学直営の養殖魚専門料理店が東京に進出

同店は、同大が世界で初めて完全養殖に成功した"近大マグロ"を始め、半世紀以上にわたり同大学水産研究所(和歌山県西牟婁郡白浜町)で研究育成した「安心・安全、そして美味しい養殖魚」を直接消費者に提供する専門料理店。今年4月26日、大阪府・グランフロント大阪に1号店を出店しており、同店は第2号店となる。

同店では、近畿大学水産研究所が育てた養殖魚を中心とした魚料理を提供。さらに、魚類以外の食材でも、水産研究所が所在する和歌山県の協力を仰ぎ、和歌山県産の食材にこだわることも大きな特徴となる。同じ和歌山で育った食材と近大産の魚類との、相性の良いコラボレーションメニューを楽しめるという。

「近大卒の魚と紀州の恵み 近畿大学水産研究所 銀座店」店舗イメージ

また、店内にはタブレット型の情報端末機を設置するなどして、養殖魚の生産履歴の情報提供や近畿大学および水産研究所の紹介も行う。

所在地は、東京都中央区銀座6丁目2番先 東京高速道路山下ビル2階。オープンは、12月2日 11時30分。11月25日 11時より、予約(ディナーのみ)受付開始。その他、詳細は同大プレスリリースを参照のこと。