ダイハツ工業は30日、東京ビッグサイトにて11月20日から開催される「第43回東京モーターショー2013」の出展概要を発表した。外板を着脱可能にすることで着せ替えが楽しめる軽オープンスポーツカー「コペン」などワールドプレミア3車種4台をはじめ、市販予定車1車種1台、市販車7台および各種技術を出展する。

「KOPEN future included Rmz」

「DECA DECA」

今回の東京モーターショーでは、同社が得意とする「小さなクルマ」の持つ楽しさ、可能性の広がりなどを訴求し、世界の人々に豊かな生活と心踊る明日がやってくるような近未来のクルマ・技術などを各出展物で表現するとのこと。

ワールドプレミアとなるのは、意匠が異なる2台の「コペン」をはじめ、「スーパースペース」という新カテゴリーを提案する「デカ デカ」、液体燃料電池搭載のゼロエミッション・次世代ビークル「エフシー デコ デッキ」の3車種4台。

「コペン(KOPEN)」は、軽オープンスポーツの新しいカタチを提案するモデルで、外板意匠をカバーケースのように自由に着せ替える新しい使い方と、骨格構造がもたらす走りの進化など、走る楽しさ・持つ楽しさを極限まで追求したとのこと。スタイリッシュ&エモーショナルなスタイリングと上質なインテリアが特徴の「KOPEN future included Rmz」と、タフ&アグレッシブなスタイリングとスパルタンなインテリアが特徴の「KOPEN future included Xmz」という2タイプの意匠が提案される。

「デカ デカ(DECA DECA)」は、「スーパースペース」という軽自動車の新しいパッケージングを提案するモデル。全高1,850mmボディの高い着座位置によって、ワゴンタイプ登録車に匹敵する見晴らしの良さを確保し、両側観音開きドアの採用による優れたスペースユーティリティ、多彩なシートアレンジなどを特徴としている。

「FC凸DECK」

「エフシー デコ デッキ(FC凸DECK)」は、同社オリジナル技術の「貴金属フリー液体燃料電池」を搭載した次世代燃料電池車。軽自動車に最適というコンパクトな新燃料電池システムを床下に搭載することで、自由度の高い新プラットフォームを実現した。

なお、同車の燃料電池システムを応用した発電機「FC-Dock(エフシードック) 20C」「FC-Dock 5C」も出展するとのこと。

「第43回東京モーターショー2013」ダイハツ参考出品車「KOPEN」

「KOPEN future included Rmz」

「KOPEN future included Rmz」

「KOPEN」ボディ骨格

「KOPEN future included Xmz」