米Microsoftは10月18日、Windowsのリモートデスクトップ機能を利用できるiOSおよびAndroid向けのモバイルアプリ「Microsoft Remote Desktop」を公開した。App StoreおよびGoogle Playより無料で入手できる。

Microsoft Remote Desktopは遠隔からWindows PCにアクセスできる機能。主としてビジネスユーザー向けで、同日公開した「Windows Server 2012 R2」「System Center 2012 R2」プラットフォームにより、Windowsに限定されないクロスプラットフォームでWindowsアプリケーションを利用できるようになるとしている。Microsoftは合わせて、Mac OS向けのアプリも公開している。

接続できるのはWindows XP Professional、Windows Vista Business/Ultimate/Enterprise、Windows 7 Professional/Ultimate/Enterprise、Windows 8/8.1 Pro/Enterprise。Windows PC側で接続を許可するよう設定後、アプリ側で接続名、PC名などを入力して設定すればアクセスできる。

Microsoftは6月、Microsoft Remote Desktop Protocol(RDP)とVirtual Network Computing(VNC)のモバイルクライアントを開発するオーストリアのHLW Software Developmentの知的財産権を買収している。

Android向け「Windows Remote Desktop」

iPadで「Windows Remote Desktop」を利用