NTT西日本は10月10日、同社のフレッツ光会員サイト「CLUB NTT-West」に不正アクセスがあったと発表した。ただちにアクセス遮断を実施する対処を行ったという。
同社が不正アクセスを確認したのは同日の12時18分以降で、特定のIPアドレスから断続的に大量の不正アクセスを検知。不正ログイン試行の痕跡を確認したという。これにより、「CLUB NTT-West」の131アカウントが不正ログインされた。
閲覧された可能性がある会員の個人情報は、「氏名」「生年月日」「性別」「連絡先番号」「メールアドレス」など。
NTT西日本では、該当する131アカウントの会員に対して個別に連絡を行い、サイト再開後に新たなID・パスワードの登録をお願いしているという。
また、現在のところ、暫定的に「CLUB NTT-West」へのログインを規制しており、サイトの再開は「不正ログインされた可能性があるアカウントのログインロックを含む各種対処完了後」(NTT西日本)としている。
同社では「今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止に全力で取り組む」とのコメントを発表している。