ソリトンシステムズ(以下、ソリトン)は、認証アプライアンス「NetAttest EPS」シリーズの新版「NetAttest EPS-ap V2.0」と「NetAttest EPS V4.6」を開発し、10月15日より出荷を開始すると発表した。

「NetAttest EPS」は、認証サービス(RADIUS)、電子証明書サービス(CA)を提供する認証アプライアンスで、新版のV4.6では、Android端末対応の他に、認証サービス及び電子証明書管理サービスを強化。

「ワンタイムパスワード」概要

今回、出荷を開始する新版2製品は、安全で効率的な電子証明書の発行対象として、従来からのWindows、iOS端末に加え、要望の大きかったAndroid端末を追加。Android端末に、ソリトンが無償提供する専用アプリケーション「Soliton KeyManager」を導入することで、SCEPによる電子証明書の発行が可能となる。

両製品が提供する申請ワークフローシステムにより、Android端末の利用者自身が、電子証明書の申請から取得までをオンラインで行え、システム管理者は「NetAttest EPS-ap」の管理画面上で申請内容の確認と承認可否の判断を行うだけで良く、短期間での電子証明書の大量配布が可能になる。

「NetAttest EPS-ap」ワークフローシステム

価格は、「NetAttest EPS 中規模版((EPS-ST04-A)」が89万円(税別)。「NetAttest EPS-ap 中規模版(EPSAP-ST04-A)」が50万円(税別)。