複数のブロードバンドルータがオープンリゾルバとして機能してしまう問題

脆弱性対策情報ポータルサイトJVN (Japan Vulnerability Notes)に掲載された記事「JVN#62507275 - 複数のブロードバンドルータがオープンリゾルバとして機能してしまう問題」が、ブロードバンドルータのいくつかがオープンリゾルバとして機能する設定になっており、DDoS攻撃に加担する可能性があるとして注意を呼びかけている。

問題に対応する方法はベンダや製品ごとに異なっている。ファームウェアを最新のものにアップデートすることでオープンリゾルバの機能が無効になるものもあれば、個別にオープンリゾルバの設定を無効にすることで対処できるものもある。製品ごとにどのように対処すればよいかは「JVN#62507275 - 複数のブロードバンドルータがオープンリゾルバとして機能してしまう問題」に掲載されているベンダ情報から該当製品を探していけばよい。

すべての製品の情報が掲載されているわけではないため、使用しているブロードバンドルータやWifiルータがこの問題に該当していないかどうか調べた上で、該当している場合には設定の変更やファームウェアのアップデートなどを実施することでDDoS攻撃に加担することがないようにすることが推奨される。