MorphOS 3.3登場

MorphOSデベロップメントチームから同ソフトウェアの最新版となる「MorphOS 3.3」が公開された。MorpOSはもともとAmiga互換を目指して開発が進められてきたオペレーティングシステム。プロプライエタリなコアとオープンソースソフトウェアを組み合わせた作りになっており、PowerPC系のプロセッサで動作することを目的としている。当初は特定のハードウェアのみで動作していたが、現在ではPowerPCを採用したApple製品でも動作する。

「MorphOS 3.3」は特にバグ修正を目的としたマイナーリリースとされており、大きな変更や注目すべき新機能の追加などはみられない。いくつかのiBook G4モデルのサポートに関していくらかの修正が実施されている。

AmigaやAmiga互換のオペレーティングシステム、またはアプリケーションは日本ではあまり馴染みがないが、Amigaには一定のファンがおり、現在でも活用されている。MorphOSは特に欧州で人気があり、現在でも活発に開発が行われている。