電通は9月20日、海外本社「電通イージス・ネットワーク(DAN)」が傘下のイージス・メディア・イベリアを通して、スペインの有力な広告代理店であるワイメディア社の株式51%を取得したことを発表した。

また、DANはワイメディア社の買収に伴い、ワイメディア社が主要株主である同国のデジタルエージェンシー「Wink TTD(ウインク社)」の株式31.8%も取得している。

DANは今後、ワイメディア社、ウインク社、および両社の株主との個別合意に基づき、2019年までに2社をイージス・メディア・イベリアの100%子会社にする予定。

電通グループは今回の買収でスペインのメディア事業における市場シェアを高めることで、業界2位のポジションを獲得できるとしている。