NECは9月20日、24時間連続稼働するビル・セキュリティや医療分野などに向けたファクト路コンピュータ「FC-PMシリーズ」として、Intel Corei5-3550S(動作周波数3.0GHz)を搭載した「FC-P30Bシリーズ」ならびにCeleron G1620(同2.7GHz)を搭載した「FC-P27Uシリーズ」を発表した。

FC-PMシリーズは、同社のファクトリコンピュータのエントリモデルに位置づけられているもので、3年間の長期供給ならびに長期保守、24時間連続稼働などを可能とするもの。

ユーザの長期安定利用を支援するため、プリインストールOSとしてもWindows XP Professional(SP3)、Windows 7 Professional (SP1) 32ビット/64ビットの選択が可能で今後3年間継続供給される予定(OSなしモデルも選択可能)。また、生産終了後のハードウェアの保守期間も標準で7年間を保証しているほか、保守期間を10年間に延長できるオプションも用意されている。

なお、価格はFC-P30Bが21万6000円(税別)から、FC-P27Uが17万8000円(同)から、となっており、FC-P30Bが同日より受注を開始し、10月28日より出荷を開始する予定のほか、FC-P27Uが10月15日より受注を開始し、2014年2月3日より出荷を開始する予定となっている。

ファクトリコンピュータのエントリモデルであるFC-PMシリーズ(FC-P30Bシリーズ)の外観