寺田倉庫は9月13日、同社のWeb収納サービス「minikura」と、ヤフーのインターネットオークションサービス「ヤフオク!」との連携を開始した。

minikuraは、Web上で収納物を保管・管理できる収納サービス。ユーザーが預けたダンボールを専門スタッフが開封し、各アイテムの写真を撮ってデータを入力してから保管する仕組みで、ユーザーは預け入れ品の管理をWeb上で行うことができる。

minikura

このほどminikuraの収納サービスにヤフオク!のシステムが接続され、minikuraに預けているアイテムを管理画面からワンストップでヤフオク!に出品できるようになった。

出品の際の商品画像はminikuraの画像データを利用するため、出品者は写真撮影を行う必要がない。商品説明もminikuraの管理データを利用でき、一部説明を追加する程度で出品できる。

また、落札されたアイテムはminikuraの倉庫から直接発送される。出品者には発送作業の手間が生じず、また発送元が「minikura」の倉庫になるため、出品者は住所を開示することなく出品できる。

オークション落札者への送料は、1個品1梱包につき800円。また、ヤフオク!の利用料金なども必要となる。