米セールスフォース・ドットコムはこのほど、前駐日米国大使のジョン・V・ルース氏とGilead Sciences社CFOのロビン・ワシントン氏が、同社取締役会の役員に就任したことを発表した。

両氏の就任に伴い、前ベリサイン社長兼CEOのストラットン・スクラヴォス氏と、前ゼネラルモーターズ コーポレート・バイスプレジデントのシャーリー・ヤング氏が役員を退任。

取締役会のメンバーは、会長兼CEOのマーク・ベニオフ氏、社長兼副会長のキース・ブロック氏、前Peoplesoft社CEOのクレイグ・コンウェイ氏、前Hasbro社会長兼CEOのアラン・ハッセンフェルド氏、前Siebel社ワールドワイドセールス担当シニア・バイスプレジデントのクレイグ・ラムジー氏、Francisco Partners社プリンシパルのサンフォード・ロバートソン氏、前Hewlett Packard Company社シニア・バイスプレジデント兼財務部長のローレンス・トムリンソン氏、Yahoo! Inc.社会長のメイナード・ウェッブ氏に、新たに就任した2人が加わる構成になる。

ジョン・ルースは今回の就任に関して、「セールスフォース・ドットコムはすばらしいイノベーションの社風を背景にエンタープライズソフトウェアの世界に今後10年を方向づける革新をもたらし、業界の発展を牽引し続けています。このような同社の取締役会の一員として迎え入れられたことに心が躍る思いです」とコメントしている。