東京都、東京都江戸東京博物館は、2020年オリンピック・パラリンピックの開催都市決定を記念し、特集展示「オリンピックがやってくる 1964-2020」を開催する。会期は10月20日まで(9月30日、10月7日、10月15日は休館)、開館時間は9:30~17:30(土曜日は9月28日まで21:00閉館、10月5日以降は19:30閉館/入館は閉館30分前まで)。会場は東京都・両国の「東京都江戸東京博物館」。入場料は一般600円、大学・専門学校生は480円、都外の中学生・高校生・65歳以上は300円、都内在学または在住の中学生・小学生・未就学児童は無料。

東京オリンピック公式ポスター

競技日程入りポスター

日本代表選手用公式ブレザー

同展では、1964年に行われた第18回オリンピック東京大会に焦点をあて、当時の人々を熱気で包んだスポーツの祭典を今一度振り返っていく。同大会を4つのテーマに区切って紹介するもので、「第1章 復興の東京」では戦後10年あまり、混乱期を抜けて新たなステップを踏み出そうとする東京を、空撮写真などを中心に概観。「第2章 オリンピックをもう一度」では、1940年に万国博覧会などとともに開催が予定されていたが幻となった、「第12回大会」を紹介する。

東京オリンピック開会式入場券

聖火ランナー用ランニングシャツ

また、「第3章 オリンピックがやってくる」では、1959年5月に第18回大会の東京開催が決定し、準備にわく東京の姿を公式ポスターなどを用いて紹介する。「第4章 オリンピックが始まった」では、日本代表選手用公式ブレザーなどの資料によって、第18回オリンピック東京大会を振り返る。加えて、このたび東京大会が決定した第32回オリンピック競技大会・第16回パラリンピック競技大会に関しては、招致グッズなどを展示するスペースが設けられる。

なお、同展の会期中には、学芸員により展示解説を行う「ミュージアムトーク」が実施される。開催日時は10月4日、11日 16 : 00~16:30ごろまで。事前申し込みは不要で、同館5階 常設展示室内 第2企画展示室が集合場所となっている。