KDDI、沖縄セルラーは、国際ローミングサービス「グローバスパスポート」において、LTE通信の提供を19日より開始する。4G LTE端末の設定を「海外モード」に切り替えることで、海外通信事業社の回線を利用したLTEデータ通信が行える。提供エリアは韓国・香港・シンガポールの3カ国。対象機器はiPhone 5/5s/5cや、iPadなどのiOS端末。
グローバスパスポートは、海外事業者の回線を利用してデータ通信を行うサービス。申込み手続きは不要で、端末の設定を「海外モード」に切り替えるだけで利用可能。4G LTEでのパケット通信料は1キロバイトあたり1.6円。料金には定額制の「海外ダブル定額」が適用され、40,000円相当までは最大1,980円/日、それ以降は最大2,980円/日で利用できる。
今回、提供するのは韓国・香港・シンガポールの3カ国。対象事業者は、韓国が「SK Telecom」、香港が「PCCW」、シンガポールが「M1」。提供エリアは、今後も順次追加する予定。
対象端末は、iPhone 5/5s/5c、およびiPad(Retinaモデル)、iPad mini。利用には18日より提供されるiOS 7へのアップデートが必要。
