「京都国際マンガ・アニメフェア 2013」(通称京まふ)が7日、京都府・みやこめっせで開幕した。

2日にわたって行われる「京都国際マンガ・アニメフェア 2013」が開幕

京都国際マンガ・アニメフェアは、関西圏企業と首都圏企業のビジネスマッチングの場の創出、関西で優秀な若手クリエイターを育てる環境づくり、マンガ・アニメファンや外国人を含めた新たな観光客層の掘り起こしといった、関西圏のコンテンツ市場の促進を目的としたイベント。アニメ作品に関わる声優やスタッフを招いてのステージイベントや、京まふならではのグッズ物販などを行っているほか、同時開催のコスプレイベント、企画展示などでも盛り上がりを見せている。

7日朝にはオープニングイベントが行われ、門川大作京都市長、地元市議会関係者、『魔法少女まどか☆マギカ』出演声優の悠木碧、斎藤千和らが登場して鏡開きを行った。門川市長は「800年前に描かれ、京都高山寺に伝わる鳥獣戯画がマンガのルーツと言われています。いわば京都はマンガ文化の発祥の地です。しかし、マンガ・アニメの出版社等は東京に集中しています。京都の、関西の持つ素晴らしい力を東京とつなげて、文化の創造と産業の活性化することを目指して昨年京まふをスタートしました。どうか皆さんお楽しみください」とあいさつした。

京都市長・門川大作氏

京都国際マンガ・アニメフェア実行委員長・松谷孝征氏

京都国際マンガ・アニメフェア実行委員長である手塚プロダクション・松谷孝征氏は、手塚アニメの歴史と京都の伝統について語り、「アニメを世界の人をびっくりさせるコンテンツに育てたい。そのために京まふをずっと続けていきたいと思います」と意気込みを語っていた。

左からアニプレックス・岩上プロデューサー、悠木碧、斎藤千和

続いて『魔法少女まどか☆マギカ』ステージに登場予定の悠木碧、斎藤千和、アニプレックス・岩上プロデューサーは、オープニングステージにも登場。悠木は「皆さんおはようございます! (大歓声に)元気があってなにより! 実は私、昨年の京まふにも参加させていただいておりまして、『魔法少女まどか☆マギカ』という作品でまた来ることができて、本当にうれしいです。マンガとアニメと日本が大好きなので、この京都でみんなとお話できるのがとってもうれしいです!」と興奮気味に語っていた。続く斎藤は「ご列席の方々のごあいさつを聞いていて、歴史ある京都という町で、これから歴史を作っていくアニメーションの世界に携わる私たちが参加させていただけてとても幸せです。何よりすごく楽しいです!」と笑顔を見せた。

「京都国際マンガ・アニメフェア 2013」は、8日16:00までみやこめっせ(京都市勧業館)ほかにて開催中。