9割近くのシニアがスキンケアをほぼ毎日行っている

ポーラは2日、「60代アクティブシニアの生活スタイルと肌の関係性」に関する調査結果を発表した。同調査は、敬老の日にちなんで、同社の個肌対応ブランド「アペックス・アイ」のスキンチェックデータをもとに、60代女性73,576名の生活スタイル(「運動」「食事」「睡眠」)と肌の関係性を分析したもの。

日本のシニア(女性)は美容関心度が高い

調査の結果、60代の「スキンケアを毎日、もしくはほぼ毎日実行している」割合は、他の年代とほぼ同じだった。またメイクにかける平均所要時間も10.05分で、40代(10.46分)とほぼ変わらないことがわかった。全世代での平均所要時間は12.04分となっている(「女性の化粧行動・意識に関する実態調査 2012・2013 ポーラ文化研究所」より)。

60代女性がメイクにかける平均所要時間は10.05分

60代女性で「運動」している人は肌がうるおっている

適度な運動とバランスの良い規則的な食生活が重要

60代女性のTA(肌の角層分析からわかる、肌のうるおいを保つ力と関係するパラメーター「角層のはがれ具合」)と生活スタイル関連性を見ると、肌のうるおいに最も関係しているのは「運動」であることがわかった。次いで関係するのは「食事」となり、「睡眠」の影響度は小さかった。

適度な運動をし、さらにバランスの良い規則的な食生活をしている人は、TAが非常に良い傾向にあり、肌のうるおいを保つ力が高い状態だった。同社では、「一般的に年齢が上がると身体も肌も基礎代謝力が低下してしまうところを、適度な運動が肌の基礎代謝力を高め、それによって角層のターンオーバーが整うことで角層状態を良化させていると考えられる」と分析している。