アドビ システムズは、CS3以降のPhotoshopを利用中のユーザーに向けた新たな提供方法について、同社の公式ブログ「Creative Cloud Japan Official Blog」にて発表した。

同社の公式ブログ「Creative Cloud Japan Official Blog」

今回発表された新たな提供方法は、現在ラスベガスで開催中の「PhotoshopWorld2013」にて行われた、同社による基調講演の中で明かされたもの。最新の「Photoshop CC」を含むCS3以降のPhotoshopを利用中のユーザーに向けて、特別な「Creative Cloudメンバーシップ」のプランが用意された。

また、同プランに含まれる内容は、写真加工ソフト「Photoshop CC」および「Lightroom 5」、20GBのオンラインストレージ、クリエイティブコミュニティ「Behance」に作品を公開できる機能「Behance ProSite」、「Creative Cloud Learn」で提供されているトレーニングコースの利用、継続的なアップグレードとアップデートだ。

加えて、今回提供される特別プランは、メンバーシップを更新し続ける限り月額1,000円で継続利用することが可能。これまで既存ユーザーや学生・教職員向けに提供されていた優待価格は初年度のみなど適用期限を定めたものだったため、割引価格が継続されるのは大きな変化となる。

なお、この特別プランは近日中に公開予定の「Lightroom 5.2」の提供開始と共に開始され、加入の期限は12月31日。提供開始後に、Adobe Creative CloudのWebページにて申し込みを行うことができる。そのほか、同講演にて発表されたPhotoshop、Creative CloudとLightroomの今後のロードマップや、Creative CloudコミュニティとBehanceへの接続と共有を推進する開発中の新たな技術については「PhotoshopWorld2013」のWebサイトにて本日中に掲載される予定となっている。