全国FM放送協議会(JFN)と日本郵便は9月1日、「災害時における地域情報ネットワーク構築に関する協定」を締結した。

同協定は災害時の情報連携を目的としたもので、FM放送を通じて被災地の周辺情報や郵便局の窓口・ATM営業状況などを発信することで、地域住民の安全確保や円滑な復旧を支援する。

連携のイメージ

同協定において、日本郵便は被災地の被害状況や郵便局の窓口・ATMの営業状況、郵便物の引受・配達状況などの情報を、TOKYO FMをはじめとするJFN38局に提供する。

また、TOKYO FMおよびJFNは、日本郵便から提供された被災地の被害状況や郵便局に関する情報を、被災地域はもちろん、全国に向けて迅速に提供するように努めるとしている。

日本郵便とJFNは今後、各地で連絡協議会を開き、全国で情報連携できる体制を年内中に整備することを目指す。