イーフロンティアは23日、同社が開発・販売する3DCGソフト「Shade 3D」で制作された3Dプリンタ用STLフォーマットデータを、Shade 3D公式サイトにて公開した。データのダウンロードは無料。

MakerBots「Replicator 2」で作成したフィギュア

3D SYSTEMS「PROJET HD3500」で作成したフィギュア

今回公開されたのは、ShadeクリエイターのジプシーIKEDA氏が手掛けた女性キャラクター「Hanako」をベースに、同氏自らが3Dプリンタ用にチューニングを施したという高品質なフィギュアデータ。「.shd」と「.stl」という2種類のファイルフォーマットが用意されており、そのまま3Dプリンタで出力する場合は「.stl」データ、ポリゴン分割数やサイズの調整をする場合は「.shd」データなどと、好みによって使用データを選ぶことができる(編集手順については公式サイトを参照のこと)。

なお、今回モデルとなったHanakoは、2008年に発売された「Shade 10」Basicパッケージのメインビジュアルにも起用されているキャラクターで、Shadeで自由に編集できるアンロックデータ集も同社より数種発売されている。

レンダリングイメージ