Windows Internet Explorer 10

Windowsオペレーティングシステムに同梱されているWebブラウザ「Internet Explorer」。「e」のマークのアイコンが特徴的で、IEの名称で呼ばれることが多い。デスクトップオペレーティングシステムにおけるWebブラウザとしては半数近いシェアを占める影響力の強いブラウザだ。このブラウザの最初のバージョン「Internet Explorer 1」が公開されたのは1995年8月16日(米国時間)。登場から実に18年が経過している。

Net Applicationsの報告によれば2013年7月におけるIEのWebブラウザシェアは49.46%。デスクトップオペレーティングシステムで使われてるブラウザの半分がIEということになる。バージョン別にみるとIE8が23.52%でもっとも多く、次にIE10の15.36%、IE9の9.69%、IE6の6.10%が続いている。

IE6は公開されたのが2001年8月27日であることから、IE6は12年間も使われ続けており、さらに6.10%という無視できないシェアを確保している。IE6は最新のブラウザと比較すると提供している機能や標準規約との違いなどが問題になることが多く、敬遠する開発者も少なくない。現在リリースされているIEの最新版はIE10。次のバージョンとなるIE11はプレビュー版が公開されている。