常盤薬品工業が運営する『眠眠打破(みんみんだは)委員会』は、2014年春、又は2015年春に受験を予定している、全国の16歳~22歳の男女384人を対象に「受験勉強に関する意識調査」を実施した。
受験勉強の敵は「眠気」や「SNS」?
まず、受験勉強の敵だと感じることについて尋ねたところ、全体でダントツの1位は「眠気」(68.5%)だった。2位は「プレッシャー」(43.1%)、3位は「パソコン」(36.8%)となっている。
しかし、現役生と既卒生とで比較すると、大きな差がみられたのは「携帯電話(メール・SNS等)」だった。既卒生(19~22歳)では27.8%(第4位)であったのに対し、現役生(16~18歳)では47.1%(第2位)と約20%以上も差がついている。また、「テレビ」と答えた率も、現役生の方が多かった(既卒生27.8%、現役生45.9%)。
受験勉強の敵の回答は「眠気」が1位だったが、その原因は睡眠不足によるものか尋ねた。「受験勉強をし始めてから、睡眠時間が減ったと思いますか」との設問では、「減ったと思う」が22.3%、「変わらない」57.6%。眠気の直接の原因は、睡眠不足ではないようだ。全体の平均睡眠時間を尋ねたところ、7.2時間だった。