PHP: Hypertext Preprocessor

PHPデベロップメントチームは8月16日(米国時間)、PHP 5.5系の最新版となる「PHP 5.5.2」を公開した。1日前となる8月15日(米国時間)にはPHP 5.4系の最新版となる「PHP 5.4.18」が公開されている。どちらもバグ修正が主な内容だが、「PHP 5.5.2」では1つのセキュリティ脆弱性が、「PHP 5.4.18」では2つのセキュリティ脆弱性が修正されており、どちらも最新版へのアップグレードが推奨されている。

「PHP 5.5.2」では20個ほどのバグを修正。これに加えてOpenSSLモジュール関連のセキュリティ脆弱性(CVE-2013-4248)が修正されている。「PHP 5.4.18」では30個ほどのバグを修正。これに加えて2つのセキュリティ脆弱性(CVE-2013-4113およびCVE-2013-4248)が修正されている。

PHP 5.5系にはこれまでZend Technologiesが自社製品Zend Serverで使ってきたPHPバイトコードオプティマイザ「Zend Optimizer+」がオープンソース化されたものが取り込まれている。PHPインタプリタが生成するバイトコードが最適化されることで実行速度が高速化されている。