ヤフーは8月8日、Androidアプリ「Yahoo!地図」の全面リニューアルを実施した。アプリはGoogle Playからダウンロードできる。

このほどのリニューアルでは、ベクトル地図描画エンジンを採用。これにより、アプリに読み込まれた地図データを高速でスクロール / 拡大縮小 / 回転させることができるようになった。

3D表示にも対応し、地図の俯瞰機能「バードビュー」に加え、東京スカイツリーやあべのハルカスといった話題の建物が3Dで閲覧できる。

ルート探索機能も強化され、目的地までの移動手段をリスト化した画面とルート表示画面をシームレスに切り替えられるようになったほか、移動中に現在地を表示させながら、進行方向に合わせて地図を自動的に回転させるといった機能も搭載されている。

また、飲食店の営業情報や駐車場の空き情報などが検索結果に反映され、地図画面上でこれらの情報を確認できるようになっている。

さらに、日本全国の観光地で配布されている観光パンフレットの情報を「ガイドマップ」として表示する機能も新たに追加されている。

Androidアプリ「Yahoo!地図」の画面イメージ

同社は今後、iPhone版アプリでも同様のアップデートを行い、2013年中に提供を開始するとしている。