「ゲームをする頻度は?」

ボルテージはこのほど、恋愛ゲームを楽しむユーザー像の実態を把握することを目的として、19歳~44歳の女性を対象に「今どきの恋愛ゲーム事情実態調査」を実施し結果を発表した。調査は1回目(27歳~44歳対象)が3月26日~31日、2回目(19歳~26歳対象)が6月14日~18日に行われた。事前調査で合計50,000サンプル、本調査で合計2,531サンプルを得た。

スマホユーザーの43.0%は、ほぼ毎日ゲームをしている!

デバイスごとに、ゲームする頻度を聞いたところ、スマートフォンユーザーは43.0%が「ほぼ毎日」と回答した。この頻度は携帯電話(ガラケー)やニンテンドー3DSより高く、スマートフォンの普及によってゲームがより身近になっていることがうかがえた。

5人に1人が恋愛ゲームをしたことがある

「興味のあるジャンル/プレイしたことがあるジャンル」

スマホ・ガラケーでゲームをする人に、興味のあるゲームのジャンルについて聞いたところ、「パズル」(69.1%)、「ロールプレイングゲーム」(44.4%)の順に多く、「恋愛シミュレーション」に興味があると回答した人は23.7%だった。

また、プレイしたことがあるジャンルは、興味のあるジャンルと同様に「パズル」(68.3%)が最多で、「恋愛シミュレーション」は21.5%で、5人に1人が恋愛ゲームをしていることがわかったという。

恋愛ゲームに求めるもの

「あなたは恋愛シミュレーションゲームに対して何を求めますか」

恋愛ゲームで遊んでみたい、または遊んだ経験のある人に恋愛ゲームに求めるものを聞いたところ、1位は「恋愛のドキドキ感」、2位「ときめき」、3位「非日常な展開を楽しめること」のほか、「癒やし」などの回答が多く見られた。

恋愛ゲームという非日常的な仮想空間では、ゲームと割り切りながらも現実世界の夫や恋人が言ってくれないような、ちょっと気恥ずかしいセリフやシチュエーションなどにドキドキしたりときめいたりしたいと思っている人が多いと推察される。

恋愛ゲームユーザー層を年齢別に見ると、若年層では「イケメンとの恋」のニーズが高く、年齢が上がるほど「複数のエンディング」「男性との切ない展開」と、嗜好がビジュアルからストーリー性に移行している傾向が見られた。