米Googleは8月2日(現地時間)、Androidバージョン別シェアの最新集計結果を発表した。1カ月前の調査でシェア首位に躍り出たJelly Beanは40.5%とついに大台に達し、先日よりOTAが開始されたv4.3の配信ならびに同OSをプリインストールした新型Nexus 7発売と合わせ、来月以降のさらなる躍進が期待される。その他はGingerbreadとIce Cream Sandwichが微減という結果となっている。

最新データはAndroid DevelopersのサイトのDashboardsで確認できる。今回のデータは8月1日までの過去14日間のGoogle Playへのアクセス記録を集計したもの。同調査は毎月初めに過去14日間のデータを基にした集計結果がアップデートされており、開発者がアプリのターゲットとなるプラットフォームの最新動向を知るための参考となる。

8月1日時点のAndroid OSシェア(出典: Google)

ただしGoogleサービスへのアクセス集計ではなく、Google Playへのアクセス集計となっているため、市場に出回っているデバイス全体のシェアというよりも、Google Playを利用するようなアクティブユーザーのシェアが大きく出やすい傾向がある。そのため、台数の出揃っていない最新OSであってもシェアのグラフに現れやすい。本集計では0.1%未満のシェアのバージョンは集計対象外となっているが、おそらく来月の調査報告ではAndroid 4.3.x Jelly Bean (API Level 18)がランクインし、Jelly Bean全体で45%近いシェアを獲得することになるとみられる。

バージョン コード名 API Level シェア
1.6 Donut 4 0.1%
2.1 Eclair 7 1.2%
2.2 Froyo 8 2.5%
2.3 - 2.3.2 Gingerbread 9 0.1%
2.3.3 - 2.3.7 Gingerbread 10 33.0%
3.2 Honeycomb 13 0.1%
4.0.3 - 4.0.4 Ice Cream Sandwich 15 22.5%
4.1.x Jelly Bean 16 34.0%
4.2.x Jelly Bean 17 6.5%