ソフトバンクテレコムは、観光事業に携わる自治体や団体、企業向けに、観光アプリケーションが開発できるクラウド型のアプリケーション開発・配信プラットフォーム「Japan2Go!(ジャパン・トゥー・ゴー)」の提供を開始した。

「Japan2Go!」ではGPS位置情報を利用して周辺のスポット情報をスマートフォンへ配信し、来訪者・観光客の行動を誘発する。また、個人を特定しない形でアプリケーションユーザーの行動ログを取得することが可能で、観光施策の立案などに利用できる行動分析結果を提供する。

観光アプリケーションイメージ画像

さらに、日本観光振興協会が保有する全国15万件の観光データベースと、地域独自の観光情報や観光事業者の店舗情報を組み合わせた情報を提供する。

各アプリケーションには「リスト検索」「マップ検索」「旅の軌跡」などの基本機能に加え、AR(拡張現実)を用いた新たな情報配信や、地域独自の観光ルートの提供などのモデルルート機能を搭載。情報は日本語、中国語、英語、韓国語の多言語対応。

簡易なコンテンツ管理システムの提供登録専用のコンテンツマネジメントシステム(CMS)により、「Japan2Go!」に登録するコンテンツの修正・追加、画面デザインの修正などができる。

コンテンツ登録画面(CMS)

今後は、コンテンツの拡散を目指し、複数のチャネル上で展開できるように、さまざまなプラットフォームやサービス事業者と連携するほか、さらに各地のアプリケーションを「Japan2Go!シリーズ」という効果的な共同プロモーションでサポートする。