The University of Delaware

デラウェア大学は7月29日(米国時間)、「UD IT Security Response」において、サイバー攻撃を受けて現在の従業員および過去に雇用していた7,200人を超える従業員の個人情報を含んだファイルが流出したことを発表した。大学のコミュニティへ向けて通知を実施しているという。

流出した個人情報は氏名、住所、従業員の固有ID(UD ID)、社会保障番号など。デラウェア大学では電子メールおよび手紙を使って個人情報流出が明らかになっている個人へ事態を報告したほか、事態に対処するためにKroll Advisory Solutionsのサービスを継続する旨を発表している。

デラウェア大学は通知を受けた個人は書類に記載されている内容にしたがって処理をおこなってほしいとしているほか、通知が来ていない場合にはUDelNet IDを持っていれば「IT Security Verification」のページからオンラインで流出事件の対象者になっているかどうかを確認できると説明している。また、大学は、この事件に関連して個人情報を聞き出そうとするアクセスには注意するようにと説明している。