シャープは7月25日、最大2000ページ分の手書きノートデータを保存できる電子ノート「WG-N20」を発表した。本体カラーはブラックとホワイトで、発売は8月8日。希望小売価格はオープンとなる。

同社では、紙のノート感覚で画面に直接書き込める「手書きの良さ」と、PCと連携したデータの活用も可能な「デジタルの便利さ」を融合した電子ツールとしている。

ブラック

ホワイト

ノートとして長時間利用できるように設計されており、1日2時間(記入40分、表示80分)の利用状況を前提とした場合、1回の充電(4時間30分)で、約30日間の利用が可能だという。

機能としては、ノートを目的別に100冊まで分類して作成できるほか、見たいページを簡単に検索して表示する「日付検索」、「分類検索」機能も搭載している。

内蔵されているノートのフォーマットは、「無地」、「スケジュール」、「To Do」など9種類。今後、「月間計画表」、「うまい棒」、「くまモン」といったビジネスや趣味の用途別フォーマットが追加提供される予定となっている。

ノートデータは画像としてPCに保存が可能。さらに、専用の連携ソフト「電子ノートユーティリティー」を利用することで、バックアップファイルを日付別に保存できるようになる。

専用カバーが同梱されているが、市販A6サイズの手帳ケース、ブックカバーも取り付け可能としている。また、専用スタイラスペン、microUSBケーブルも付属する。

液晶は6インチのモノクロ液晶で、解像度がSVGA(800×600)。大きさは幅111mm×奥行き155mm×厚さ9.9mm(本体のみ)。重さは約210g(本体のみ)と約275g(専用カバー、スタイラスペン含む)。