NECは7月24日、大学向け統合ソリューション「Active Campus(アクティブキャンパス)」シリーズを強化し、販売を開始すると発表した。

「Active Campus/ポータル」概要

同シリーズは、「Active Campus/ポータル」「Active Campus/学務」「Active Campus/授業支援」「Active Campus/図書」の4つのソリューションで構成され、NECは、これらを大学のニーズに応じて組み合わせ、統合的に提供することで、大学の経営基盤の強化や教育の質の向上を支援する。

このたび、シリーズ全体の強化として、スマートデバイスへの対応を行うとともに、各ソリューションの操作性・画面構成をシンプルでわかりやすいものに統一。これにより、学生や教職員は、時間や場所の制約を受けずに各サービスを利用でき、また、より直観的な操作が可能となる。

「Active Campus/授業支援」システム構成例

今回の強化の最大の特長は、シリーズの1つである「Active Campus/ポータル」において、シングルサインオンを実現する規格の「Shibboleth(シボレス)に標準対応したこと。これにより、学内の各サービスと「Microsoft Office365」や「Gmail」などパブリッククラウドサービスとの連携も容易になり、学内外のサービスを効率的に利用することが可能となる。

同社は「Active Campus」シリーズ全体で、今後3年間で300機関への導入を目指す。