NECビッグローブは23日、「スマートフォン利用状況アンケート」の調査結果を公表した。調査は、スマートフォン利用者を対象に、スマートフォンの月額利用料/料金節約方法/利用用途などを聞いたもの。調査結果から、iPhoneとAndroid利用者の利用料金の差や、料金の節約方法などが明らかになった。
スマートフォン1台あたりの月額利用料(端末+通信費)を聞いたところ、半数以上が「月額7,001円以上」と回答した。iPhoneとAndroidの利用者を比較すると、「9,001円以上」と回答したのはAndroid利用者が多く(Android24%/iPhone14%)、「5,001円から7,000円」と回答したのはiPhone利用者が多かった(Android24%/iPhone39%)。また全体での概算平均月額利用料は6,785円となった。
利用料の節約方法について聞いたところ、「通話アプリ」の使用(Android44%/iPhone47%)や、「極力通話しない」(Android38%/iPhone42%)などの通話面での節約に関する回答が多かった。このほか、Wi-FiスポットやモバイルWi-Fiルータの活用が挙がったが、「各安SIMカード」についてはAndroid6%/iPhone1%と利用者が少ない結果となった。
スマートフォンに関する不満について聞いたところ、「電池の持ちが悪い」(Android83%/iPhone71%)が最も多い回答となった。次点で、料金が高い(Android59%/iPhone54%)、エリア・電波状態が悪い(Android26%/iPhone30%)が続く。
スマートフォンの利用用途について聞いたところ、FacebookやTwitterなどの「SNS」(Android58%/iPhone64%)が最も多い回答となり、僅差で「Eメール」(Android59%/iPhone60%)、「写真・動画撮影」(Android49%/iPhone55%)、LINEなどの「メッセージアプリ」(Android44%/iPhone52%)が続いた。
本調査は、スマートフォンを所有する男女1,856人に対して、スマートフォンの月額利用料金などを聞いたもの。調査方法は、BIGLOBE公式Facebook上でのインターネットアンケート画面による回答。男女比は男性60%/女性40%、スマートフォン種別はAndroid62%/iPhone34%/両方4%。