日本下水道協会が、8月1日14時から、東京ビッグサイト(レセプションホールB)で、「災害時のトイレと下水道ワークショップ」(企画・運営:日本トイレ研究所)を開催する。同ワークショップは、東京ビッグサイトで7月30日から4日間開催される「下水道展'13東京」の併催企画となり、参加費は無料。

ワークショップの主な内容は、災害時にトイレがどうなるか東日本大震災を事例にして説明する「なぜ、水洗トイレは使えなくなるのか?」、実際に、災害用トイレを組み立てたり、座ったりして確かめる「いろいろな災害用トイレに座ってみよう!」、自宅、外出時、勤務先など、被災したときのトイレ使用方法を答える「災害時のトイレ、なんでもQ&A」など。これは、自治体、企業、一般市民の立場から、どんなトイレがよいか、感染症を防ぐにはどうしたらよいかを、みんなで考えようというのが開催の狙い。

災害用トイレ

「なぜ、水洗トイレは使えなくなるのか?」では、災害時にトイレがどうなるか東日本大震災での事例にして説明。東日本大震災では、上下水道が機能しなくなったり、浄化槽の場合も、電気を必要とすることから使用ができなかったため、その仕組みを解説する。

「いろいろな災害用トイレに座ってみよう!」では、実際に、災害用トイレを組み立てたり、座ったりして、確かめる。