チームラボは、大阪府・堂島リバーフォーラムにて開催される「堂島リバービエンナーレ2013- Little Water」展にて、高さ10m、解像度5Kの新作デジタルアート作品「憑依する滝 / Universe of Water Particles」を発表する。会期は7月20日~8月18日(会期中無休)。開館時間は11:00~19:00(入館は18:30まで)。入場料は一般1.000円、高校・大学生700円、小・中学生500円(前売券は100円引)。

「憑依する滝 / Universe of Water Particles」

水の物理的な運動シュミレーションによって構築した滝

コンピュータ上の仮想空間に創った岩石

「憑依する滝 / Universe of Water Particles」は、FHD(フルハイビジョン)の5倍の解像度である「5K」の解像度で、超微細まで描いた映像作品。コンピューター上の仮想空間に岩石の空間を作ってそこに水を流し込み、仮想空間上で滝をシミュレーション。水を粒子の連続体として表し、粒子の相互作用も計算した上で、滝を物理的に正確な水の運動シミュレーションとして構築した。また、全体の水の粒子の中からランダムで0.1%の水の粒子を選び、その挙動によって空間上に線を描き表すものとなっている。

なお、同作品が展示されるアートイベント「堂島リバービエンナーレ2013「Little Water」」は、台湾出身のキュレーターで、テート・ギャラリーのアジア購入委員会の委員でもあるルディ・ツェン氏がアーティスティックディレクターを務める。同社以外の出展アーティストは、アデティア・ノヴァリ/アラヤー・ラートチャムルーンスック/アンドロ・ウェクア/石田 尚志/ウィリアム・ケントリッジ/ヴォルフガング・ライプ/N.S ハーシャ/ガデ/金氏徹平/篠田太郎/スーメイ・ツェ/杉本 博司/ソピアップ・ピッチ/高嶺 格/ダグ・エイケン/チャールズ・リム/ツァイ・チャーウェイ/デン・ジャオミン/パク・シュウン・チュエン/畠山 直哉/藤本 由紀夫/メグ・ウェブスター/八木 良太/ユェン・グァンミン/リー・ミンウェイ/ローレンス・ウェイナー/ワン・ユーピン。