京都水族館「釣りキチ三平と魚たち展」。作品に登場するアユやイトウも展示

京都水族館(京都市下京区)は7月13日～9月1日に、マンガ「釣りキチ三平」 の作者矢口高雄氏と「京都国際マンガミュージアム」の協力のもと、企画展示「釣りキチ三平と魚たち展」を開催する。

三平が釣りあげた日本各地の魚を展示

企画展示「釣りキチ三平と魚たち展」では、同書の主人公三平が釣りあげた日本各地の魚など約8種、50点展示する。見どころのひとつは「水のプリンセス」と呼ばれるアユの展示。作品内でも重要な意味を持つ魚で、数多くの登場シーンが設けられている。今回、その中の「アユの友釣り」シーンを展示で紹介する。

また、作者の矢口高雄氏の直筆メッセージを公開するほか、北海道釧路湿原のイトウ、佐賀県有明海のムツゴロウ、高知県四万十川のアカメなど、三平が釣りあげた魚やそれら生物が生息する日本各地の情報なども展示する。

「アユの友釣りと自然」がテーマの対談

7月14日は、「釣りキチ三平」の作者 矢口高雄氏、「釣りキチ三平」のマンガにも登場したつり人社の鈴木康友氏、同館展示飼育部長の下村実氏の3名で、「アユの友釣りと自然」をテーマに対談を行う。いきものや自然にふれあうことの楽しさ、大切さなどを対談するもので、13時～14時に開催。定員は30名で、9時から整理券を配布する。

おさかなマンガ教室も開催

7月13日、14日は子供向けに「京都水族館のおさかなマンガ教室」を開催。「京都国際マンガミュージアム」の小川剛研究員のアドバイスのもと、同展の水槽を泳ぐアユを観察し、自分だけの4コママンガを作る。各日とも11時～、14時30分～の2回開催。参加対象は9歳(小学校4年生)以上。参加は無料で、当日参加を受け付ける。