TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2013年7月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2013年7月におけるインデックスは次のとおり。

プログラミング言語 インデックス 備考
1 C 17.628% 4ヶ月連続1位
2 Java 15.906%
3 Objective-C 10.248%
4 C++ 8.749%
5 PHP 7.186% 大きく増加
6 C# 6.212%
7 (Visual) Basic 4.336%
8 Python 4.035%
9 Perl 2.148%
10 JavaScript 1.844%
11 Ruby 1.582%
12 Transact-SQL 1.568%

7月もC言語が1位になった。過去5年間の傾向を見るとJavaは下落傾向が続き、C言語は上昇傾向が続いている。同じく過去5年間に渡って下落傾向が続いていたPHPだが、2013年に入ってから傾向が反転。一気にシェアを伸ばしている。7月のTIOBE Programming Community Indexではこの上昇について、昨年の9月にリリースされた新しいPHP Zendフレームワークが影響したためではないかと指摘している。

成長率という点ではTransact-SQLおよびPL/SQLも注目される。また、Bashが20位以内に入っており、一定の話題になっていることがわかる。Bashは2013年3月の段階では12位にエントリしていた。