ハーマンミラージャパンは7月5日、オフィスでのコミュニケーションを活発化するデスクセット「アーラススパイン」の受注を開始することを発表した。

アーラススパインは、クラウド、タブレット、スマートフォンの普及やオフィススペースの縮小などが進む現代のオフィス環境に合わせて機能するデスクセット。個人単位で使う場合やグループディスカッションを行う場合など、用途にあわせてさまざまなセッティングを自由に組み合せ、最適なワークスペースを構築することができる。

また、機器類のケーブルを収納したり、モニターアームやトレー、ホワイトボードといったツール・アクセサリー類を取り付けられたりする「スパイン」が大きな特徴となっている。

価格は、W3200×D400mm(ワイヤーマネージメント付、アクセサリーなし)で40万1835円~となっている。

製品イメージ

なお、同社は参考資料として、企業におけるコラボレーションやワークスペースに関する調査・分析結果も公開している。

同社の発表によると、2020年には企業における全コラボレーションのうち、社内のコラボレーションが占める割合は79%、社外とのコラボレーションの割合は27%になると予想されている。

コラボレーションの傾向(発表資料より)

また、ワークスペースについては、1999年は個人のスペースが73%で共有スペースが27%だったのに対し、2005年は個人のスペースが52%、共有スペースが48%へと変化しているという。同社は2015年には個人のスペースが25%、共有スペースが75%になると予想している。

ワークスペースの傾向(発表資料より)

ミーティングスペースについては、1999年の企業では75名でひとつの会議室を使用していたのに対し、2005年には10名でひとつの会議室を使用するようになっている。2015年には、5名でひとつのコラボレーションゾーンを使用するようになると予想されている。

ミーティングスペースの傾向(発表資料より)