ペンタックスリコーイメージングは、デジタル一眼カメラ「PENTAX K-01」のカラーバリエーションモデルとして、「PENTAX K-01 レンズキット ホワイト×ブルー」を発売する。発売日は7月25日、価格はオープン。
「PENTAX K-01」は、2012年3月に発売された、著名なインダストリアルデザイナーのマーク・ニューソン氏がデザインしたデジタル一眼カメラ。デザインコンセプトは「"不朽" 、"信頼"、 "感触"」で、光学ファインダーやクイックリターンミラーなどを省略し、デザインの自由度を高めた本体を採用している。通常モデルに関しては国内向けの販売を終了していたが、ユーザーから寄せられた再販の要望に応える形で、このたび特別カラーモデルを追加販売することとなった。
このたび発売されるホワイト×ブルーは、同氏がカラーデザインも手がけた一品。ホワイトボディに新色となる涼しげなブルーのラバーグリップの配色が映えるモデルとなっている。また、同梱の薄型単焦点交換レンズ「smc PENTAX-DA 40mmF2.8 XS」も同氏がデザインしたもので、レンズを装着した状態での完成度を高めているということだ。
なお、マーク・ニューソンはシドニー出身のインダストリアルデザイナー。家具や家庭用品をはじめ、自転車や車、航空機、ヨットなど幅広い分野においてさまざまな造形物、彫刻物を製作している。同氏の作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)をはじめ、数多くの有名な美術館の収蔵品として寄贈されるとともにオークションで数々の記録を塗り替えており、現代デザイン市場の売上全体のおよそ25%を占めているとのこと。アメリカ合衆国の有名なニュース雑誌「TIME」において、世界で最も影響力のある100人のうちの1人に選出されている。日本で販売された製品では、「K-01」のほか、auの携帯電話「talby」や発売100周年記念の「味の素」などがある。