マイナビは29日、書籍『超重機アスタコNEO ~1/22スケール超精密ペーパークラフト「アスタコNEO」付き~』を発売する。価格は、1,460円。
本書は、アニメ『機動戦士ガンダム』好きの技術者が設計した、ロボットのような2本腕の油圧ショベル「アスタコNEO」にスポットを当てたファンブック。さまざまな角度からアスタコNEOを撮り下ろした写真集コーナーでは、特徴的な腕部はもちろんのこと、コクピット内部やメンテナンスハッチを開けた内側まで、アスタコNEOの全てを掲載している。
開発者インタビューのページでは、2本腕重機を企画し、試作機を作った『ガンダム』ファンの研究者と試作機をベースに汎用部品を多く取り入れ、改良&コストダウンした量産機を作った『パトレイバー』ファンの技術者という2名から聞いた開発秘話を掲載。両名共にロボットアニメ好きが高じて技術者になっただけあり、言葉の端々に「パイルバンカー」「モビルアーマー級」「マグネットコーティング」「零号機と初号機」「運転者の誰もがアムロじゃありません」「コアファイターは壊れても予備がある」など、ロボットアニメ好きならニヤリとする単語が頻出している。
そのほか、日立建機が製造・販売している個性的な28機の重機を写真やスペック表を交えて紹介するコーナーや、現在放送中のロボットアニメ『超速変形ジャイロゼッター』でロボットデザインを担当している矢薙じょう先生が描き下ろした「ロボットアニメ風アスタコNEO」イラストを掲載するなど重機ファンとロボットアニメファンに向けた多角度的な作りになっているのも特長。
付属する1/22スケール超精密ペーパークラフト「アスタコNEO」は、腕を伸ばした時の最大全長は46cmにも及ぶビッグスケール。製作するにはロボットの1/100プラモデルを作る程度の時間を要するが、腕の稼働箇所は多く、好みのポーズを取らせることができる。さらに、手持ちのクリアファイルでコクピットのフロントガラス部分を制作する改造法も掲載されている。