2012年の渡航経験

リクルートライフスタイルに設置された「エイビーロード・リサーチセンター」は、2012年に海外旅行をした18歳以上の男女を対象に、「エイビーロード海外旅行調査2013」を実施した。調査は3月14日~4月1日(事前調査含む)にかけて行われ、5,077人から有効回答を得た。

渡航先1位は「韓国」、2位は「ハワイ(オアフ島)」

まず、2012年の渡航経験について調査したところ、17.4%で2011年調査と比べると0.4%アップしている。目的は、「レジャー」が84.8%と多くを占めており、過去2年とほぼ同じ率となっている。

2012年の渡航の目的

渡航先について聞いたところ、1位は「韓国」(20.3%)で、過去最高値の前年より3.3%減少した。2位は「ハワイ(オアフ島)」(13.5%)で、1位の韓国との差が縮まっている。「中国」も減少しており、アジア圏ではこの2カ国の減少幅が目立つ。

行きたい海外旅行先、1位は4年連続「イタリア」

今後行きたい海外旅行先

今後行きたい海外旅行先についての質問では、1位「イタリア」(36.7%)、2位「フランス」(32.1%)、3位「オーストラリア」(31.6%)という結果に。イタリアは4年連続1位だが、昨年と比べると0.4ポイント減少している。特にランクダウンが激しかったのは「韓国」で、昨年よりも7.7ポイント減少した。

海外旅行に出かけたきっかけについて聞くと、「長期の休みが取れた」(28.1%)に続いて「円高・円安」(24.5%)と回答する人が多かった。円安の兆しが出始めた昨年末にかけては、今後の円安を予想してか、"かけこみ旅行"の動きもみられた。